巻き爪の原因
1.合わない靴が、巻き爪になりやすくなる
足の爪を圧迫するような、窮屈な靴は巻き爪の原因になります。
他にも、外反母趾・内反小趾といった、様々な足のトラブルを作りやすくします。また、緩い靴も、中で足が前に滑り、足の爪が中で圧迫され、巻き爪になる原因になります。
2.足の爪の伸ばしすぎが、巻き爪になりやすくなる
足の爪の白い部分は、水分、栄養が行き渡っていない部分です。
そのため、乾燥しやすく巻き爪になりやすくなります。
また、加齢とともに爪に厚みが出てきます。
歩く機会も減り、足の指に体重がかからないことで、爪に下からの圧力がかからないのも、巻き爪の原因になることがあります。
逆に、爪を切りすぎて深爪になった状態は、歩く事で足の爪の周りの皮膚が爪の縁から押し上げられ、爪の周りの皮膚が盛り上がって、足の爪を皮膚に押し込んでしまうことがあります。この状態を、陥入爪(かんにゅうそう)といいます。
3.加齢が巻き爪になりやすくなる
肌と同じく、年齢を重ねると足の爪も乾燥しやすくなります。
乾燥すると縮むので、巻き爪になりやすくなります。
4.体重の増加
体重の増加も、足の爪への無理な圧迫で巻き爪や陥入爪(かんにゅうそう)になることがあります。
陥入爪は、足の爪が、周りの皮膚よりも下に落ちくぼんだ状態をいいます。
陥入爪は爪切りが困難なので、爪の端にトゲのようなものができて化膿することがあります。
ひどくなると激しい痛みを伴います。化膿したら、皮膚科で治療を受ける必要があります
5.遺伝
巻き爪になるすべての原因を排除して、長期間巻き爪補正を行っても、新しく生えてくる足の爪が巻き爪になる場合があります。
もし、健康状態に問題がない場合は、遺伝的な巻き爪が疑われます。
6.足の爪の疾患
爪水虫(爪白癬)になると、分厚くなり、巻き爪になりやすい傾向があります。